知識、知的財産の循環、強化(リスキリング)

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知識、知的財産の循環、強化(リスキリング)

知識、知的財産の循環、強化(リスキリング)

 企業経営の最も重要な資源は社員が持つ知恵、知識です。知識を高め、活用することで競争優位の製品サービスを開発し、無駄なく効率的に生産、販売することで、顧客、消費者に喜んでもらうことが出来ます。

 しかし、競合他社も様々な競合製品サービスを開発投入し、市場シェアを奪っていきます。彼らに負けないよう、常に改善活動を継続し、新しい知識によってより付加価値の高い製品サービスの開発提供が求められます。

 改善活動は多くの企業で日常的に行われていることですが、競争優位を維持するためには、より効率的な改善活動は不可欠です。そのために必要なことは、知識の軸を定めることです。経営に貢献する改善に必要な視点が明確になり、議論を発散させることなく、適切に収束させることができるからです。

 働く喜びを実現、実感するには、利益=Σ(VxN)をよく理解し、自分が担当し改善するべきなのは、VなのかNなのかを理解することは必須です。製品サービスのQCDなのか、製品サービスを製造販売するプロセスのQCDなのかを理解できれば、改善活動に必要な獲得知識が明確化し、的を射た改善の成果を実現、経営に貢献している実感が持てます。

 経営は、現場、開発が必要とする知識が最適化、最大化されているか、常にそれぞれの部門と意思疎通を図り、製品サービスのライフサイクル、競合状態、技術進歩、社会ニーズなどから顧客、消費社会が必要とする製品サービスを推定、それを実現する知識と現状とのギャップを充足する経営戦略、経営計画を立案し、人材の育成整備に努めます。

 この人材育成によって、VとNは常に競争優位し、利益創造に貢献します。リスキリングの基本です。