成長期のデフレとインフレ

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成長期のデフレとインフレ

実体経済の需給ギャップは2種類あります。数、量のギャップはインフレ、ニーズのギャップはデフレす。

 デフレ、インフレは需要と供給のGAPによって実体経済が停滞する現象です。需要と供給のGAPには、数量のGAPとニーズのGAPがあります。デフレはニーズのGAP、インフレは数量のGAPが原因です。

 デフレは欲しい付加価値をもった製品サービスがないというもの不足にも拘らず、企業が供給し続けることで相当量の不良在庫を作り、企業は売れないので価格を下げ安売りする、結果、売上利益が減退し、物価が下がりGDP成長も減速します。

 インフレは企業が消費需要に見合う供給が出来ず、消費需要があるにも拘らず、製品サービスのもの不足、欠品発生で売上につながらない。消費者は高くても購入し生活の質を向上させるので、企業は値上げし販売する。しかし、物価が上昇し、企業利益もGDP成長も停滞、減速します。

 どちらも健全な経済成長とはいえません。