実体経済とデフレインフレ

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経済成長とデフレ、インフレ

デフレは研究開発のボトルネック、インフレはサプライチェーンのボトルネックの解消に投資します。

 デフレ、インフレは需要と供給のGAPによって実体経済が停滞する現象です。需要と供給のGAPには、数量のGAPとニーズのGAPがあります。デフレはニーズのGAP、インフレは数量のGAPが原因です。

 消費者ニーズと合わない製品サービスが原因のデフレでは、製品サービスの改善が必要です。経営が実施すべき投資は、研究開発のボトルネック(製品サービス企画~開発~生産投入)であることは言うまでもありません。

 製品サービスの供給が消費需要を満たせないサプライチェーンが原因のインフレでは、製品サービスを供給するサプライチェーンの改善が必要です。経営が実施すべき投資は、サプライチェーンのボトルネックを解消するものであることは言うまでもありません。

 ニーズのGAPにしろ、数量のGAPにしろ、正しく認識することは重要ですが、それらを改善するのは簡単ではありません。普段から必要な知識と体制、論理的な議論と意思決定メカニズムを社内に醸成しておくことは経営の役割で、企業存続に不可欠なことです。サプライチェーン現場、開発現場が自ら速やかに問題解決できるよう経営は彼らを全面支援すべきです。